【ブッ壊れた話】QUAD LOCKハンドルバーマウント V2モーターサイクル用【寿命】

用品紹介

上の写真は購入して問題なく使えていたスマートフォンをバイクにマウントするために使用していたクアッドロックの製品だ。先日いつものGSX-S125やZR-7ではなく、代車で借りていたスクーターを使用していた時についに破損してしまった。個人的にはこの商品は素晴らしく多くの人に進めていきたいと思っているので今回の件について記事を書いていくことにした。これから同商品を買おうとしている人の参考になれば幸いだ。ぜひ最後まで見ていってほしい。

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この商品を買った理由と使用期間について

まずはこの商品を買った理由について書いていく。

バイクに乗り始めてから全く知らない土地へ行くようになり、ナビ機能が欲しいと思っていた。後付けでナビを乗せるにはバイクにスペースが足りないし、何より見た目がスマートじゃなくなる。だから必要最低限の装備でナビ機能を使うためにスマートフォンをマウントして、スマホアプリで地図アプリを使ってナビ替わりに使用と考えた。

今現在バイクに乗っている人でスマホホルダー(もしくはマウント)をつけていない人はほぼいないといっていいんじゃないか位浸透しているアイテムである。

試乗には有象無象の製品が蔓延っていて、どれを選べばよいのか苦戦は必須だ。

そこで自分が選ぶ際にしたポイントとして下記がある。

・マウントと装着のしやすさ

・耐久性

・バイク本体のデザインを損なわない必要最低限の見た目

・価格

このクアッドロックを☆3つで表現すると大体こんな感じ

★★★マウントと装着のしやすさ

★★★耐久性

★★★バイク本体のデザインを損なわない必要最低限の見た目

★☆☆価格

マウントと装着のしやすさに関しては数ある製品の中でトップクラスだと思う。自分は過去専用ケースがないスマホも『汎用ユニバーサルアダプター V3』を使って使用していたことがある。これでも十分に装着し易かったが、専用ケースになると段違いだった。やはり専用ケースはTPU・ポリカーボネイト製という事もあって、ケース自体もある程度の衝撃に耐えらる頑強な作りをしているので、多少荒く扱ったとしてもなんなくマウントにフィットして、さくっと装着完了することが出来た。

耐久性に関しても、上で述べたようにケース自体が少しごつくなってしまうが、それと引き換えにかなりしっかりとスマホを守ってくれる。実際に今回マウントパーツが破損して、約60キロ近いスピードで走行していた状況で外れアスファルトの地面に落下したがスマホ自体は無傷だった。ケースにはこのようにキズが付いていた。もしケースをつけていなかったら間違いなくスマホの操作不能になる位の衝撃とダメージが来ていたのだろうと想像できる。ケースマウント自体は非常に頑丈なのだが今回振動で壊れてしまった部分は多分プラスチック製のパーツだった事、あと使用頻度も尋常じゃない位多く、使用環境も非常に過酷だった事を考慮して耐久性も★3つとさせていただいた。

巷にあるスマホマウントはいかにもなデザインと見た目がスタイリッシュじゃない、主にスッキリしていないものが多いなかこれはとてもシンプル。ハンドルバーなどにマウントする部分とそこから伸びている角度や位置を調整するパーツの主に2つだけで構成されている。だからバイクに乗っている時よく目につくスピードメーター、液晶の付近においておいても主張しすぎないデザインでゴテゴテしていなくとてもスマートな佇まい。勿論スマートフォンをマウントしていない時はさらに存在感が控えめになって、まるで純正品かのような雰囲気で最高に良い。スマホをマウントしても、していないくてもどちらもいい感じの見た目になる商品は自分が探した中ではこれが一番だったので迷わずこれにした。

しかし価格についてはほいほいと誉めることが出来ないのが事実だ。というのもの現在の俺の使用環境に必要なものをすべて合計すると、

ピクセル6専用スマホケース4620円

ハンドルバーマウント7150円

衝撃吸収ダンパー3300円

の合計15,070円 なんとスマホをバイクにマウントするだけでまさかの1万5千円オーバー。市場に売っているスマホホルダーは大体3000-4000の物が多い事を考えたらその4倍、5倍のコストがかかっている。改めて計算しなおしてみるとバカ高いと思った。そういうこともあって★は1つとさせてもらった。個人的には安いものを使って、落下したり何かしらのトラブルでホルダーより10倍、20倍高いスマホ自体を壊してしまう事が一番いやなので安心をお金で買うことにした。それについては特に不満はない。

次に使用した期間だが、調べたところ2021年7月に購入していた。そこから破損事件があったのは2022年12月なので1年と5か月もったことになる。え!約1年と半年しか持たないの?と思ったから少し待って欲しい。俺の使用環境は尋常じゃないくらい過酷なものだったのでそれをふまえると破損してしまったプラスチック部分に関して納得がいくと思う。

じゃ実際にどういった状況だったのかというと、マウント自体はバイクにつけっぱなしで雨の日も風の日も台風の日も雪の日もそのまま放置。

俺の使用状況は本当に過酷なので、普通に使っている分にはまず壊れないと思う

脱着の回数は一日に大体40~50回ほど、それを週に5日-6日、多ければ7日間すべてというのもあった。となると月の平均は約1400~1500回、年間だと1万8千回。もちろん1年以上使っているので総脱着回数は軽く2万回オーバー、へたすると壊れるまで3万回は付けたり外したりしたかもしれない。そしてバイク振動が多いといわれる単気筒のGSXで付けている事が圧倒的に多かった。これでもあなたはこのクアッドロックの品質を疑うだろうか、いやそうはしないだろう。実際に自分もこれだけ使って壊れたのである意味仕方ない、しょうがないという気持ちが大きく壊れてしまってもこのブランドと製品に対してネガティブな感情は一切湧いてこなかった。それどころか壊れたその日にはアマゾンですでに同じ物を注文していた。それくらいこの製品がないと夜も寝れないじゃないけど、信頼しきっている。次の1年もまたよろしく頼む!といった具合だ。

内容物はこんな感じだ。セットアップ用の6角が入っているのが地味に嬉しい。正規販売元で買えば1年保証がついてくるのもありがたい。

壊れた状況

では実際に壊れた状況だが、先日GSX-S125の2年点検を購入したショップへお願いした。その時に代車として借りたのがSUZUKIのアドレスV125Sだった。その車両にはミラーの根元部分にハンドルバーと同じようなクランプが装着されていたので、GSXと同じようにクアッドロックを装着し、スマホを接続していた。そこで近所へ少し買い物へ出かけたときに60キロ近いなかなかの速さで走行中、地面のギャップを踏んで車体が軽く上下にガタンとした。その時にトップ写真の水色のプラスチック部分が経年劣化でポキっと逝ってしまった感じだ。

そこでGSXでも同じように地面のギャップを踏んで車体が上下にガタンとすることは多々あったので、なぜ今回アドレスに乗っていた時に壊れたのか自分なりに考えてみた。そこで出た可能性とじゃ壊さないようにするためにはどうすれば良いのか?という事に関しては次で書いていく。

壊れた原因(推測)と壊れないように対策として

壊れた原因として考えたのが2つあって、

①ハンドルバーではなくミラーにつけたクランプだから、普段のGSXよりも振動が発生していた

②GSXと違ってアドレスのタイヤサイズが小さく、地面のギャップをタイヤ・車体である程度吸収できていないから。

素人意見ではあるが、GSXじゃなくてアドレスに乗っていて壊れた原因としてはこれらがありそうだなと思った。ちなみに整備工場の人も概ね同意見で、スクーターでも結構振動はあるし、スポーツタイプのバイクよりも乗っていて運転手本人にも結構路面の突き上げの衝撃くるの感じるでしょ?と言われたので、あ!たしかに。となった。それらも原因の一つとなるだろうし、なにより尋常じゃない使い方をして製品も経年劣化していたこともあったとは勿論原因の一部だと思っている。

じゃ壊れないようにどうすれば良いか、その対策としては実の所あまり有効なものが考えつかなかった。経年劣化を防ぐためには直射日光にふれないようにするのが有効だが、普段からバイク保管時にはバイクシートをかけている人は問題ないが、ホルダーを守るためにわざわざシートかけるというのも現実的じゃないし、なにより自分のように毎日のる人からするとカバーなんてかけていられない。(そうじゃないマメな人も勿論いるだろうが)使用回数も人によってマチマチだし、装着回数を減らすというのもその状況、シーンによって左右されるから有効的な施策とは思えない。まあでも上で述べた様にこんな過酷な状況、使用環境じゃなければもっと長持ちするだろうし、耐久性、壊れないようにするためにあれこれ試行錯誤するほど悩む事ではない、のかな?というのが個人的意見である。

今回は物自体の消費限界を超えて壊れたっぽい

それでもこの商品をおススメする理由

それは最後にそれでもこの商品を勧める理由を述べていきたい。

その理由はスマホの装着のしやすさは勿論、他車種へ流用するときも6角があれば簡単に取り外しが可能な事と長時間つけていてもスマホへのダメージが無い事だ。

あんなに過酷な使い方をして、実際に走行中落としてしまったがスマホ自体は無傷で本当に助かった

このハンドルバーマウントは市場によくあるサイズは勿論、22mm(7/8インチ)、25mm(1インチ)、28mm(1-1/8インチ)向けにはスペーサーが付属してくるし、32mm(1-1/4インチ)であればスペーサーは不要で取り付けがOK。というサイズを選ばない使い勝手の良さもあるし、なによりスマホをカチッと45℃程度回転させるだけで取り付けられる構造は本当にありがたい。冬場のかじかんだ手でも、冬用の分厚いグローブしていても、ワンタッチで取り付けれる。それでいて高速走行は勿論のこと、ギャップの多い市街地でも一切外れることはない。(今回のように破損した場合はやむなし)公式HPをみるとこのシステムで約80キロの重りを持ち上げる事が出来る位頑丈な取り付けシステムだそう。

そんな頑丈であるにも関わらず、車体への取り付けは6角のスクリューが一点と簡単に取り外しが可能な点も素晴らしい。バイク2台もちしている人でも2つ買わなくても数秒で取り外し、取り付けが出来てしまう。ユーザーフレンドリーな設計に感謝。

スマホとバイクを繋げているマウントアームには一切傷、ひび割れがなかった。頑丈過ぎない??

また一時問題になったiPHONEをバイクにマウントするとスマホの手振れ抑制機能がバグって、スマホカメラに深刻なダメージを与えるといった事があった。他社も出しているバイクからの衝撃吸収するダンパーもとてもよくできていて、今までピクセル6を含む2台の違うスマホを沢山マウントしてきたがどちらも手振れ補正機能は正常でスマホカメラに深刻なダメージは見受けられないし、今後もクアッドロックのおかげで壊れる気配は微塵もない。ナビ用のスマホを準備すればそれで事足りるが、用意できない人やなるべくなら1台で済ませたいと考えている人にとっては自信をもってこの商品はおススメできる。

車体への取り付けもわずか2ステップ
取り外しもわずか2ステップ

もしまだスマホホルダー、マウントを買っていない、これから買おうとしている人やすでにあるが装備をレベルアップさせたい人がいたらこのクアッドロックを買っておけば間違いはない。これを買ってごちゃごちゃしたハンドル回りから卒業しよう。

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